
くねくねしたワイヤーにビーズが通っていて、つまんで動かすルーピング。
手先を細かく使ったり、色や形を覚えたりと知育的な要素があるおもちゃとして定評があります。
ルーピングといえばボーネルンドがメジャーですが、IKEAにも同様のビーズコースターが販売されていました。
今回は
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- ボーネルンドとイケアのビーズコースターの比較
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- ボーネルンドのルーピングのメリットデメリット
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- IKEAのビーズコースターのメリットデメリット
をそれぞれ解説していきたいと思います。
購入を検討されていた方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ボーネルンドのルーピングとIKEAのビーズコースター比較
ボーネルンド | IKEA | |
種類 | 6種類 | 1種類 |
価格 | 4,000円~12,000円程度 | 1,499円 |
サイズ | 小~大まで様々 | 1辺約30㎝の立方体状 |
対象年齢 | 6ヶ月~6歳くらいまで | 1歳半~ |
カラー | パキッとした原色カラー | やさしいパステルカラー |
難易度 | 種類による
低:単純曲線 |
中くらい |
頑丈さ | ◎ 安定感完璧 |
△ ややぐらつく |
肌ざわり | なめらか 突起ナシ |
ねじ&ねじ止めあり |
組み立て | 不要(解体×) | 要(解体可) |
まず価格が大きく違いますよね。
IKEAはお手頃な価格、ボーネルンドのルーピングはイケアの3倍程度の価格です。
価格で見ると、圧倒的にIKEAに軍配が上がります。
一方、細かなつくりを見ていくとボーネルンドが優れいてます。
ボーネルンドはお高いだけあって、細部の作りもしっかりしていました。
とにかく頑丈で素材もこだわって作られているのが分かります。
※我が家にあるのはボーネルンドのルーピング。IKEAのビーズコースターは店頭で見て試しました。
ボーネルンドはヨーロッパのおもちゃメーカーで知名度も高いので、ギフトで贈っても喜ばれそうですよね。
ボーネルンドのルーピング、IKEAのビーズコースターそれぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
ボーネルンドのルーピングのメリットデメリット
ボーネルンドのルーピングのメリット
- とにかく丈夫!怪力の息子にもビクともしない頑丈さ
- 置いたときに安定する
- 色がハッキリしているから色の違いを教えるのにも役立つ
- かじり魔にも安心の材質や塗装
ボーネルンドのルーピングのメリットは何といっても頑丈さ。
ルーピングのワイヤー部分は子どもはもちろん、大人が引っ張ってもビクともしません。
土台もしっかりしているので、置いたときに安定するのもメリットですね。
吸盤付きのシリーズもあり、机にしっかりとくっつけることもできます。
赤、青、緑と色がハッキリとしているので、視力が弱い低月齢の赤ちゃんも自然と興味を持つようにできています。
息子が7ヶ月の頃に購入しましたが、購入当初から興味を持っていじっていました。
色がハッキリしているので、色の違いを使った遊びもできます。
とにかくなんでも舐めるかじりつく赤ちゃんにも安心の素材。
ヨーロッパの安全基準を2種類もクリアしていて、土台の木製部分も丁寧にコーティングされていて肌ざわりなめらか。
もちろん、木材のささくれや角もないので、安心して遊ばせられます。
ボーネルンドのルーピングのデメリット
- 高い...
- いざとなったときに崩せない
一度手に取ってつくりを見ると納得なのですが、純粋に価格だけを比較するとどうしてもボーネルンドのルーピングはお高いです。
「子どもが気に入るか分からないし安いほうがいい!」と考えるとデメリットになりますね。
また、いざとなった時に崩せないので、6種類あるうちの大きなルーピングだと大きさが気になる方もいるかもしれません。
ちなみに我が家で使っているのは、かなりコンパクトな「ルーピングフリズル」
解体は出来ませんが、場所もとらないわりに、コースターがそれなりにくねくねしていて難易度も中くらい。
息子も夢中になって静かでいてくれる(笑)ので、外出先に持って行くこともあるくらいです。
ルーピングフリズルのレビューはコチラ↓
ボーネルンドのルーピングがおすすめな方
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- 安定感を求める
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- 力の強いお子さん
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- 予算に少し余裕あり
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- ギフトに検討している
高いだけあって作りはめちゃくちゃしっかりしています。
ルーピング自体の種類も豊富なので、月齢年齢に合わせて選べるのもメリット。
長く使いたい方や、より安心な素材を求められる方はボーネルンドのルーピングがおすすめ。
息子のように力が強い子やかじり魔のお子さんもボーネルンドのルーピングのほうがいいいと思います。
イケアのビーズコースターMULAのメリットデメリット
IKEAのビーズコースターのメリット
- とにかくリーズナブル!
- 結構大きいから遊び応えがありそう
- 色味もオシャレ!さすがはイケアクオリティ
- 解体できるので使わなくなってもコンパクトにしまえる
IKEAのビーズコースターの最大のメリットはやはり安さ。
飽きっぽかったり、そもそも興味を示さなかったり...
そんな自由気ままな子どものおもちゃにあまりお金をかけていられない!と思われる方もいると思います。
1,500円ほどで購入できるのはイケアくらいではないでしょうか?
サイズも約30センチの立方体状とそれなりの大きさなので、遊び応えもありそうです。
色味も「さすがはIKEA」なクオリティ。やさしいパステルカラーが素敵です。
「不要になったけど捨てるのはちょっと...」という場合にも解体してコンパクトに保管しておけるのもメリットですね。
IKEAのビーズコースターのデメリット
- ぐらつきやすい
- 力のある子だとひっくり返るかも?
- 組み立てが必要
- ねじ穴が開いていなかったり水平に組み立てられなかったり
IKEAのビーズコースターは、組み立てるタイプなのでどうしてもぐらつきやすいです。
IKEAで展示されていたものを触った時も少し揺らすとグラグラと揺れていました。
全面が木になった土台ではありません。よくも悪くも軽いので、息子のように少し力の強い子だと簡単にひっくり返しそうな印象を受けました。
購入後、ねじを使った組み立てが必要なのもひと手間かかってしまいますね。
息子の場合、1歳を過ぎた今もなお、なんでもかじったりなめたりするのでねじが万が一外れたら…というのが心配で今回は購入を見送りました。
レアだとは思いますが、ねじ穴が開いていなかったり水平に組み立てられなかったという声もIKEA公式通販のレビューで見受けられました。
8ヶ月になる子供のために購入しました。家で箱を開いたところ、片側の台座にねじ穴が空いておらず、組み立てることができませんでした。アフターサービスの問い合わせしましたが、なかなか繋がらず。。 価格もデザインもとてもいいと思うので、遊ばせられず残念でした。
IKEAのビーズコースターがおすすめな方
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- とりあえず気軽に試してみたい
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- 比較的おとなしめなお子さん
子どもにかかるお金はおもちゃだけではないですし、おもちゃも複数買っていると結構な金額になりますよね。
まずは気軽に試してみたい、ということであればIKEAのビーズコースターがおすすめ。
1,000円台で購入できるので、いざ子供に見向きもされなかったときにも心理的ダメージが少なくて済みます(笑)
比較的おとなしく、引っ張ったり投げたりしないようなお子さんであればイケアのビーズコースターで問題ないと思います。
まとめ
知育としても使えるルーピングおもちゃ。
ビーズを細かく動かすことで手先指先のトレーニングになったり、色を覚えたり数を数えたりと遊び方はさまざま。
夢中になって遊んでくれるのでおうち遊びのアイテムとして1つはあってもいいかもしれないですね。
ボーネルンドのもIKEAのビーズコースターも一長一短あります。
ご家庭やお子さんの様子に合わせて購入するといいですね。