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冷蔵保存していた母乳の温め方|哺乳瓶ウォーマーってどう?使える?

搾乳した母乳は雑菌が繁殖しやすいということから、冷蔵保存するように言われますよね?
冷蔵庫から出してきてキンキンに冷えた母乳をそのままあげるわかにもいかないので、温めが必須になってきます。

今回は、一般的な湯煎で温める方法と哺乳瓶ウォーマーを使っての温め方を比較してみます。

    • 冷蔵庫で冷やしていた母乳ってどうやって温めるのがベスト?
    • 手早く温める方法は?
    • 哺乳瓶ウォーマーって実際必要?
    • 適温かどうかってどうやって判断してる?

といった疑問を解消していきますよ!

冷蔵保存していた母乳の温め方

湯煎で温める方法

大きめのマグカップにお湯をはって、そこで温める方法が一般的ですよね。
出産した病院でも、電気保温ポットのお湯をマグカップにはって、その中で温めていましたね!

手順

  1. お湯を沸かす 70~80℃くらいがおすすめ 沸騰させない
  2. お湯を大きめのマグカップに入れる
  3. マグカップに哺乳瓶を投入!
  4.  5分ほど待つ
    ※母乳の量やプラスチック製かガラス製かにもよるので一概に言えませんが…

メリット

  • 電気保温ポットがあれば、わりと早く温められる
  • 温め終わったら、マグカップのお湯を捨てればいいだけなので手間がかからない

特別な道具を必要とせず、気軽に温められるのがメリットですよね。

 

デメリット

  • 常時電気保温ポットで保温しておくとなると電気代がかさむ
  • ポットがないと、手沸かしになり時間がかかる
    →お湯を沸かす間、赤ちゃんを待たせないといけない
  • 入れっぱなしにして、うっかり温度が熱くなりすぎてしまう

お湯を沸かす間の待ち時間が発生してしまうため、すでにお腹が空いて本格的に泣かれているときには結構じれったく感じます。
まめに温度調整もするのであやしているわけにもいかず…

 

哺乳瓶ウォーマーで温める

哺乳瓶を専用の機械に入れて、時間を合わせれば自動で適温にしてくれる哺乳瓶ウォーマーを使う方法も。

哺乳瓶ウォーマー

温め手順

  1. 電源を入れる
  2. 哺乳瓶をセット
  3. 機械に水を入れる
  4. 母乳の量に合わせて時間を指定する

機械の中で、水蒸気で温めるイメージ。
直火や電子レンジでの加熱と違い、ゆっくり温度を上げていくことができます。

母乳の量に合わせて、ウォーマーにセットする水の量&加熱時間は変わってきます。
取扱説明書に詳しく記載されているので、それに従って温めればOK

冷蔵庫 母乳 温め

 補足:電子レンジでの温めはNG

電子レンジで温めるほうが手軽では?と思っていましたが、助産師さんに避けるように言われました。

「母乳の成分が壊れるから」だそう。

電子レンジは、一気に過熱されるのがダメらしいですよ。

ゆっくりと徐々に温度を上げていく温め方(哺乳瓶ウォーマーやお湯を張ったマグでの温め)がいいそうです。

次は実際に使ってみた感想をお伝えしていきますよ!

冷蔵した母乳を温めるのに哺乳瓶ウォーマーって役に立つ?実際に使ってみて

哺乳瓶ウォーマーのメリット

  • その場にいなくても温度管理ができる
  • 温め過ぎを防ぎやすい
  • 火を使わないから夜中寝ぼけていても安心
  • すぐに温められる

時間を合わせてセットすれば黙って待っているだけでOK!
温まるのを待っている間、泣いている赤ちゃんを抱っこしたりあやしたりできます。
泣かれているとなんとかしなくては!と焦ってしまいがち。
抱っこしながら待っていられるので、赤ちゃんも親も心理的な負担が減ります。

また火を使わないので、夜中寝ぼけていたり、キッチンから離れる場合でも安心です。

 

取説に書いてある時間と水の量を守れば、ちょうどいい温度に温めてくれます。

冷蔵庫 母乳 温め

飲ませる前に念のため最終チェックは必要ですが、適温にしてくれるので何度も温度を確かめなくていいので楽ちん。
うっかり放置してしまって、熱くなってしまった…!というのも防げます。

湯煎のときと比べて全体的に温めるまでの時間が短いのもメリットとして大きかったですね。

 

哺乳瓶ウォーマーのデメリット

  • 場所とる
  • メンテナンス必要
  • お金がかかる

こどもが産まれると何かと物が増えていきますよね?

「物を増やしたくない!」
「台所周辺のスペースにあまり余裕がない」

場合にはデメリットになりそうです。

当然、お金もかかるのでそこもデメリットですね。

さらに、水を張って使うので、毎回でなくてもいいですがメンテンナンスも必要に。

哺乳瓶ウォーマー

複雑な構造ではないので、軽くすすぐだけでOKですが、面倒に感じる方もいるかもしれません。

 

結論:すぐに適温になって便利!ただ、電気ポットがあるなら必要ないかも?

火を使わずにすみ、赤ちゃんを待たせる時間が短くなるので個人的にはあってよかったな、と思います。

ただ…
絶対ないと困る!というほどではなく、そこまで必要ないかも?

特に、常時お湯を保温しておける電気ポットをすでに持っている人にとってはいらないような気がします。

冷蔵保存していた母乳を温める際の注意点

  • やけどに注意!
  • 直接火にかけない
  • 電子レンジは使わない

湯煎するときも、哺乳瓶ウォーマーから取り出すときも、容器が高温になっている可能性もあるのでやけどに注意したいところです。特に夜中。

夜中、寝ぼけながら湯煎していてやけどしたことがあるので…

 

先ほどもちらっと触れましたが、

電子レンジで温めたら早い&カンタンそうとも思いましたがダメみたいですね。

急に高温で温め続けることで、成分が破壊されてしまうらしいです。

 

余談ですが…
冷蔵保存していた母乳は一度温めたら、再度冷蔵、冷凍保存は避けたほうがいいようです。

  • 飲み残された
  • 温めたはいいけど結局口をつけずに何時間かたってしまった!

という場合は、「必ず捨てましょう」と繰り返し病院で言われました。

せっかく苦労して?搾乳してとれたのに…と思ってしまってなかなか捨てがたいですが(笑

冷蔵保存していた母乳の温めには、温度計があると確実に分かって安心

冷蔵保存していた母乳を温めたのはいいけど…

適温なのか不安…!という方もいますよね?

私は手の甲で軽く温度チェックをして、熱い・冷たいと感じなければそのまま飲ませていましたが。。。

「ちゃんと38度、40度に設定して飲ませてあげたい!!やけどしたり、冷たすぎてお腹壊さないか心配!」と言う夫。

気付いたら、料理用の温度計を購入していました。マメでありがたい...

母乳 温め 温度計

実際に計ってみると、38℃は想像以上にぬるくてびっくり。

私の温め方だと毎回、温度にムラがあったり熱かったりしたんだろうな…と反省。

 

人肌と言われる38℃~40℃がどれくらいなのか、慣れるまでは温度計を使ってみるのもおすすめです。
慣れてきたら感覚値で良いと思いますが^^

料理用であれば、普段のお料理にも使えますからね。

愛用していた哺乳瓶ウォーマーが販売停止に。今使うならコレ!

当時愛用していた哺乳瓶ウォーマーはAmazonで2,000円程度で購入したもの。

中国製で、取扱説明書の日本語が少し違和感があったりしたものの、特に問題なく使えていました。

が!!

先日、購入履歴を見ていたら販売停止になっていることが発覚…今思うと、PSEマークもなにもなかったような気がします^^;

何かあったのでしょうか??汗

 

赤ちゃんに関する製品なので、安全性が確保されているのは最低条件ですよね。

ということで、改めて今もし購入するとしたら?と考えたら、コチラ↓を購入すると思います。

哺乳瓶ウォーマー おすすめ

ちょっとお高めではありますが、

  • PSEマーク取得済み
  • 解凍や急速加温など多機能
  • 1年間の保証付き
  • 赤ちゃん用品を取り扱っているメーカー
  • Amazonのレビューもいい
  • 楽天でもカテゴリランキング1位

と安心感のあるボトルウォーマーでした。離乳食期まで長く使えるのもポイントが高いですね。

当時見つけられていたら、こっちを購入したかった^^;

 

Amazonでは割引クーポンがありましたし、楽天でもセールをうまく活用すれば、お得に手に入れられますね!

まとめ:冷蔵保存の母乳は湯煎が基本。哺乳瓶ウォーマーも便利

まとめ
    • 70~80℃のお湯をマグカップなどに入れて湯煎するのが基本
    • 哺乳瓶ウォーマーもあると便利
    • 急加熱にならないようにじっくり温める
    • 電子レンジ/直火は避ける
    • 慣れるまでは温度計があると適温に確実に合わせられて安心
  • ちょっと休憩したい時
  • 数時間、子供を預けるとき

搾乳しておいた母乳があると安心。

ただ、母乳は栄養価が豊富なことから雑菌も繁殖しやすく冷蔵庫での保存が必須。

正しい温め方を知っておけば、気軽に搾乳した母乳も使えますね!

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